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頓田囃子七五三太

Author:頓田囃子七五三太
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 生涯“にわかファン”…どうせ“通”にはなれない。
 「わかって無ぇ」と言われればその通り。

 …だから、許してください(^^;
 明らかな間違いは、優しい心でご指摘くださいm(__)m

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【2011年3月3日 浅草演芸ホール上席(昼の部)】

 柳家権太楼師匠、ニコッと笑っただけでこちらも嬉しくなっちゃうような噺家さんである。
 “このおじさんの話をず~っと聞いていたい”と思わせてくれるような雰囲気がたまらなく良い。
 年間500~600高座をこなすというから、技術としての芸はもちろん、お客さんの心を掴むことを現場で鍛えてきたのだろう。
 恐らく、権太楼師匠だったら「向こうの空き地に囲いが出来たってねぇ」「へえ」…なんてのをやられても吹き出しちゃうんじゃないかと思う。


 この日のマクラは「ご夫婦で寄席にいらっしゃる、ってのは良いんですよ。帰りの電車の中で会話がはずみますからね…『あの噺家はいつまでたっても上手くならねェな』とか『扇橋は今日も何喋ってんだかわからなかったな』なんて。あのね、扇橋の落語で笑おうってのが間違いなんです。動いている姿を見ることが出来ただけで価値があるんですから」…。入船亭扇橋師匠が『つる』を演じた後の高座だった。


 演じられたのは、最初の客の学歴を訊ねるところまで。
 サゲは、この時期専用のネタだった。

 代書屋「学歴…つまり、学校は?」
 男「そんな、40(歳)にもなって、もう学校なんか行って無ェよ」

 ここまでは普通。

 代書屋「そういうことじゃありませんよ。最終学歴は?」
 男「はい、京大でございます」
 これでサゲである。

 ちょうど京大の入試カンニング問題で賑わって(?)いた頃。
 ライブの高座ならではですな。

 
 に、しても。

 権太楼師匠による他の演題…例えば『くしゃみ講釈』なんかでも言えることだが、ちょっと抜けていたり非常識だったりやたらとそそっかしいキャラに対する常識的なキャラの視点が、観客の視点そのものであると同時にものすごく優しい。
 呆れて「あのね…」と諭すにしても、呆れながらも「面白い人だねえ」という雰囲気の笑顔が伴うんである。

 
 単に爆笑するだけでなく、ちょっとホッとしたいときには、権太楼師匠が(今のところ、私には)最高である。

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