FC2ブログ

プロフィール

頓田囃子七五三太

Author:頓田囃子七五三太
-------------------

 生涯“にわかファン”…どうせ“通”にはなれない。
 「わかって無ぇ」と言われればその通り。

 …だから、許してください(^^;
 明らかな間違いは、優しい心でご指摘くださいm(__)m

カレンダー

08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ご訪問者数

最新記事

カテゴリ

最新コメント

月別アーカイブ

最新トラックバック

電力使用状況&電気予報

検索フォーム

リンク

QRコード

QRコード
【2011年9月29日 三遊亭歌武蔵・古今亭菊之丞・柳家喬太郎 三人会 赤羽会館】

 喬「(酔った演技で)♪今日ぉ~も 落語が ウケませんでしたあ!」
 このネタを生で聴けた\(^o^)/

 今回のお三方はよく一緒にやるらしいが、この顔ぶれでの三人会というのは初めてではないか、とのことだった。


・前座:三遊亭歌る美『真田小僧』
・柳家喬太郎『禁酒番屋』
・古今亭菊之丞『幾代餅』
・三遊亭歌武蔵『胴斬り』


 開演待ち&休憩の時間に色んな出囃子(録音)が流れて…。
 開演直前に二番太鼓(録音)が流れて…。
 噺家さんが登場すると出囃子(録音)が流れて…。
 一貫性があり過ぎて(?)何だか区切りがハッキリしない気もした。


 さて、喬太郎師匠。

 時間配分は(私の個人的体感時間で)マクラ2:落語3…くらいだったかな。

 この日楽屋で出た弁当のネタから。
 「麻婆豆腐とか餃子が入ってて、メシは炒飯なんですがね。これから高座でお客様の前で噺をするわけですから…餃子は…ねえ。ニンニクの臭いをまき散らすことになるでしょう? や、そりゃまあね、客席とこれだけの距離がありますからそうそう臭うことも無いんでしょうが、もしもあたしがですね(ト、高座から降りて舞台全面に乗り出して前列の客席に向かってハーっと息を吹きかける~また高座に上がり)、…なんてコトをやったらこのあたりニンニクの臭いで充満しますよ」

 「だから、高座の前には弁当、食ってません! それだけこの会には(バッと扇子を拡げつつ見栄を切る)命張ってるんですよ」
 <客席満場の拍手>
 「(楽屋に向かって)お~い、今日の客、騙しやすいぞ!」

 
 「あたくしは池袋に住んでおりますので、ここまで埼京線で参りましたが…。埼京線ったら痴漢が凄いんですよね。警察の方や鉄道の方もご苦労なさっているわけですが、池袋にね、痴漢防止の標語の横断幕がありまして…“おい痴漢! いい加減にしろ おい痴漢”…。これ、“標語”じゃ無いでしょう。完全に警察や鉄道関係者はブチ切れてますよ。五・七・五にすりゃあいいってもんじゃない」

 …と、随所にご当地ネタを挟み込みつつ“痴漢に間違われないように気を遣うネタ”から“酔っぱらいネタ”へ。そのあたりで落語も酒がらみの噺に入るのかな~と思うわけだが、“酔っぱらいネタ”で引っ張る引っ張る(笑)

 で、『禁酒番屋』に入ったわけである。
 
 今までのところマイ・ベスト・喬太郎古典かもしれない。

 もともと笑いどころが多い噺なのかもしれないが、表現力のある噺家さんでないときちんと笑いにつなげることは出来ないのではないか。

 キャラ描写にしてもクスグリにしても非常に良い按排だったし、“芝居がかり具合”のさじ加減もちょうど良い感じ。…あんまり噛まなかったし(笑)
 「古典落語を聴いた」という満足感と「喬太郎落語を聴いた」という満足感をキッチリと満たしてくれたと思う。

 
 勝手な想像だが、もしかすると喬太郎師匠ってのはマクラで存分に好き勝手(?)をやってから噺に入るというのが一番良いバランスになる噺家なのではないか。我々観客もマクラと噺で2度オイシイし。

 てなわけで、今後も私は可能な範囲で喬太郎師匠の追っかけをやる決意を新たにした…って、そこまで力むこたぁ無いが。



 そういえば、菊之丞師匠の生の高座に接したのは今回が初めて。テレビやポッドキャストでは何度も拝見していたのだが。
 サラリと地元ネタを入れてから、廓噺へのマクラ。このマクラはポッドキャストで観た『お見立て』とほぼ同じだったので今回もそれかな~と思ったら幾代餅だった。
 何となくアドリブのクスグリはあんまり入れない噺家さんだと思っていたら、噺の中にしっかり「幾代太夫なんて高望みしないで、赤羽あたりの安めで我慢したらどうだ」と地元ネタを紛れ込ませていた。
 菊之丞師匠に限らないが、こういう地元ネタとか前の高座の内容を受けたクスグリを、噺の流れを滞らせることなく入れられるのって凄いと思う。

 
 歌武蔵師匠は、お約束の「ただいまの協議についてご説明いたします」から入る。簡単に自己紹介を、と言いながら交通事故の様子を紹介するという「お客さんのIQを計る(本人談)」ネタや、エンピツ削りネタ(何じゃそりゃ)などのマクラで思いっきり笑う。
 『同斬り』の「サゲまであと2分(本人談)」というところで改めてネタ解説が入ったりするのだが、何なんでしょうね…。その、歌武蔵師匠は力づくで(?)笑わせつつも「お願いだから笑って下さい」みたいな雰囲気も漂う。色んな噺家さんがいるものである。


 あ、あと前座の歌る美さん。見た目はごくごく普通の女の子で、大丈夫かいなと思っちゃった。高座は堂々たるもの。ちょこっと間違えたところで「あ、逆だ」と自らツッコミを入れたところが一番ウケていたというのはご愛嬌ということで。

【10/3追記】
 歌る美さん、「三遊亭美るく」として二ツ目昇進が決ってたんですね。


にほんブログ村 演劇ブログ 落語へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



テーマ : 落語 - ジャンル : お笑い

| ホーム |


 ホーム  »次のページ