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頓田囃子七五三太

Author:頓田囃子七五三太
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 生涯“にわかファン”…どうせ“通”にはなれない。
 「わかって無ぇ」と言われればその通り。

 …だから、許してください(^^;
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 ん~、メイキング&『ひゅ~どろ』付きの限定版を買うべきだったな…orz 早々にAmazonでの予約をして安心しきってしまい、期間限定版の情報を知らなかった。

 どうでもいいが、私はここで落語のブログ記事を書いているつもりなのだが、アクセス状況を見ると検索キーワードで圧倒的に多いのが林家しん平監督の『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』絡みである。
 私もしん平師匠や喬太郎師匠に負けないくらい…いや、負けてるだろうけど…とにかく特撮やウルトラのファンなのでそれはそれで嬉しいことではある。

 ただ、前にも書いたが『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』に関してはファンのブログなどでもストーリーを紹介しているケースが少なく、権利関係などの事情を考慮するという暗黙のお約束があるのかな~と勝手に判断したもんで、私も詳細については触れていない。
 もっとも、かなり正確なストーリー紹介が某掲示板にアップされていた(今はどうなっているかわからない)ので、関心がある方はそちらをどうぞ。もちろん、画像は無いですが。

 でもなあ、庵野秀明監督の自主制作作品『帰ってきたウルトラマン』も期間限定で版元から許諾を得てDVD…それどころかフィギュアまで発売されていたりするし、『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』も何らかの形でソフト化してほしいとは思う。


 さて、『落語物語』。

 劇場で観たときと妙に印象が違っていたのが、ピエール瀧さんが演じる“今戸家小六”。
 劇場公開ではわりと自然に受け入れていたが、改めてDVDを見ると台詞が棒読みに近いし、弟子の“小春”に『湯屋番』の稽古をつけるときの言い回しなどはちょっとその、アレであった。
 表情などが良かったので、すごく惜しい気がする。

 むしろ、本職の噺家さんたちの演技…特にぽっぽさん、小円歌姐さん、ちよりんさんなど女性陣は良かったなあ。
 小円歌さんは高座だとがらっぱちの(?)親しみやすいキャラだが、劇中では師匠然とした(それでいて色気のある)演技を見せてくれている。
 ぽっぽさんも「女の子であり、噺家でもある」という葛藤が良く出ていたし、ちよりんさんは体当たりとも言うべき演技にチャレンジしていた。

 超脇役ながらも存在感を感じさせてくれたのが寄席の常連客役の百栄師匠で、誤解を恐れずに言えば“ちょっとヤな感じの半可通の落語ファン”を好演。


 芸に対して厳し過ぎる山海亭心酒役の馬石師匠も“神経質な噺家”を説得力のある演技でリアリティを醸し出していた。


 惜しむらくは全体の構成。ちょっと色々なエピソードが詰め込み過ぎという印象が無いではない。
 また、あんなに人が死ぬこたぁ無ぇだろうとも感じた。
 そのあたり、しん平監督としては「それが狙い」なのかも知れないが、「次回は是非女流落語家を主役にした“落語物語”も作ってみたい」という監督の意欲に期待する。…そうすれば、メインテーマも絞れてスッキリとした作品になるのではないか。

 或いは、「落○協会×落語○術協会×落語立○流×圓○一門会」の血で血を洗うバトル(?)をドラマ化しちゃうとか…。


 そんなことで、本作は落語映画の決定版と言うよりも、今後作られるであろう(作られるのかな…)落語映画にある種の方向性や指針を示したということで、意義ある作品だったのかもしれない。

 そういう意味でも、とにかく落語ファンは一度見ておくべき作品であり、ファンが“見る”ことで今後の落語映画に大きな影響を及ぼす可能性がある。
 どっちにしても、皆さん、見ましょう!

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【2011年2月1日 池袋演芸場上席(昼の部)】

 林家しん平師匠、トリで『かんしゃく』の一席。
 落語に入る前に「あたしゃこれから怒鳴り散らしますけどね、客席に向かって怒鳴るわけじゃなくて、あくまで噺に登場する人物が怒鳴ってるだけですから」と、お断りの一言が入った。

 大会社の社長が豪邸に帰宅。使用人が誰も迎えに出てこないとか、打ち水がしてないとか、庭を掃除した箒が片付いていないとか、玄関先に飾られた絵が曲がっているとか、お茶を出すタイミングや温度が気に食わないとか、とにかく噺の前半は前振りどおりに怒鳴り散らす。

 ご存知のように、しん平師匠の声は、デカい。

 もう、聞いている方のストレスやモヤモヤが吹っ飛ぶくらいの怒鳴り具合である。

 あまりにもしん平師匠のキャラとマッチしていたので、にわかファンの私はてっきり師匠の創作ネタかと思ってしまった。が、わりとポピュラーなネタだったんですね。

 うかつにもろくろく調べもせずに、何としん平師匠ご本人に「2月の池袋のトリでお演りになった“やたらと怒鳴り散らす人の噺”は、師匠の創作ですか?」なんて間抜けな質問をしてしまった。

 それも、5月29日(日)に開催された『東京学生映画祭』でのしん平監督作品『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』特別上映の時。そんな場で映画についてではなく落語について伺ったんだから失礼なハナシではある。
 が、しん平師匠は優しく「ああ、『かんしゃく』ってんだよ。俺の創作なんかじゃ無いよ。八代目の文楽師匠がよく演ってて、俺なんかよりずっと面白いよ」と。

110729

 明治・大正期に活躍した益田太郎冠者が初代三遊亭圓左のために創作した噺だそうで。

 確かに八代目文楽バージョンも良さげだが、この怒鳴り散らすといノリを笑いにつなげるというあたり、しん平師匠の芸風にピッタリのように感じる。
 もう、観ている方のストレスもぶっ飛ぶくらいだし。

 うん、しん平バージョンの『かんしゃく』は聴けて良かったな。

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 5月29日(日)、『第23回 東京学生映画祭』で特別上映された林家しん平監督作品『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』を観た。


 『駕瞑羅(ガメラ)4 真実』は2003年にしん平監督がガメホン…ぢゃなくてメガホンをとった自主制作映画で、監督の熱意と人柄を求心力に、多くの関係者や特撮ファンの「善意」に支えられてきた作品である。

 色々な「善意」が重なったり交錯したりした結果、ある種の不文律というか紳士協定というか暗黙のお約束みたいなものが出来上がっているようなところがある…ような気がする。
 ファンの態度としては“作品内容について語らない”というのがお約束だと感じられるんである。
 私がそう感じる理由(“根拠”と言えるほどでは無い)は、ネットで検索しても詳細データが得られないことが大きい。

 そこらへんの事実関係については本当のところわからない。
 長年特撮ファンをやってはいるが、業界の裏事情に通じていたり関係者と親しかったりするような“濃いファン”ではないのだ、私ゃ。
 
 逆に、だからこそ鑑賞した者の責任として記録をネットに残すべきという考え方もあるといえばあるのだが、状況がよくわからん人間がそれをやるのは誰かに迷惑をかける危険性もある。
 然るべき時期に然るべき人が公式に詳細な記録を出してくれることを期待する。


 そんなわけで、無難と思えるところだけ。
 

 本作は『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』(1999年/大映)の続編として、非公式ながらも著作権元から許諾を得て作られた作品。
 公開当時にトークショー付きで観ているのだが、肝心の本編よりも小ネタの『ひょっとこガメ太郎』の印象が強烈に残ってしまっている。
 この『ひょっとこガメ太郎』ネタは、当時のゴジラ映画が『とっとこハム太郎』との併映だったという時代背景がある。劇場では『ハム太郎』の上映が終わると『ゴジラ』を観ずに帰ってしまう親子連れがゾロゾロ…という、屈辱的な光景が見られた。恐らく、しん平監督も同じ思いを抱いてガメ太郎ネタを作ったのではないかと想像している。
 なお、今回の上映では『ひょっとこガメ太郎』ネタはカットされていた…残念…。

 
 …無難すぎるか…。


 上記の「あるのか無いのかもわからない事情」を勘案したこともあるが、そもそも日本がこういう状態の中で怪獣映画を観るというのは、けっこう辛いものがある。
 加えて、今の日本を予兆したかのように符合する部分が多い内容と感じたので、重たい。
 ただ、しん平監督は明るい兆しを残したエンディングを用意してくれていた。救いである。
 恐らく私と似たような印象を受けた観客が多かったのではないかと思う。
 そういう意味で「今こそ名作となった」と言える作品なのかもしれない…ということで。


【蛇足】
 上映後、ロビーでしん平監督を発見。つい、本作に関してではなく、『落語物語』と以前高座でしん平師匠が演じた演目について伺ってしまった。大変失礼しました…。

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 さて。

 『落語物語』に隠された特撮ネタ。

 しん平監督は当然濃い特撮ファンである。
 バーのマスター役で登場した柳家喬太郎師匠は、本人曰く「鉄道マニアが鉄道を好きなのと同じくらいに、ウルトラマンが好き」という方である。

 そんな喬太郎師匠のために、バーのシーンはウルトラ的サービスをしたという。

 そもそもが怪しげなぼったくりバーという設定だが、それにしても照明が妙に怪しい。
 これは、実相寺昭雄監督の映像っぽくしたんだそうで。言うまでもなく、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』で独特の演出をした監督である。
 いわゆる“実相寺アングル”は使っていなかったし、私も言われなきゃ気づかなかったかもしれない。
 何たって、撮られた張本人の喬太郎師匠も気づかなかったというくらいである。
(BS11で放送されている『柳家喬太郎の粋ダネ!』にしん平監督がゲスト出演した時の会話による)
 

 そして、バーでの乱闘シーンでは何故か花びらが舞い落ちてくる。
 『ウルトラマンティガ』で実相寺監督が演出をした第37話『花』というエピソードへのオマージュである。
 ウルトラマンティガとマノン星人が歌舞伎の舞台みたいな戦い方をするという強烈なシーンがあって、やっぱり桜の花びらが舞うんである。特技監督は服部光則さんなのだが、『帝都物語』(1988)では実相寺監督の元で助監督を務めているので、多分実相寺組なのではないか?

 また、この『花』には実相寺監督の奥さんである原知佐子さんがゲスト出演していたりとか、確認はしていないが実相寺ウルトラ作品としては“ウルトラマンが光線技で怪獣(宇宙人)を倒す初めての作品”という噂もあり、記念すべきエピソードなんである。

 そしてその『ウルトラマンティガ』で数多くの怪獣を演じたスーツアクター・三宅敏夫さんが、本作では殺陣補助としてクレジットされている。
 三宅さんは渋谷の特撮バー『怪獣屋』のマスターでもある。
 …あの三宅さんに間違い無いと思う…
 その三宅さんが「師匠」というあだ名で呼ぶ殺陣師にして整形外科医の木川泰宏さんの病院の名前が撮影協力にクレジットされてたし。
 
 さらに、その病院での今戸家小六と葵のシーンは『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹と坂田アキのシーンからインスパイアされた…というのは私の勝手な想像だが。

 また、刑事役の新井康弘さんの弟さんは元俳優で、子役の頃に『ウルトラマンレオ』の梅田トオル役で準レギュラーだった…というのは単なる偶然でしょうな。


 と、落語ネタではちゃんとした落語ファンに太刀打ち出来ないもんで、悔しいから特撮ネタで攻めてみた。
 『落語物語』を観て、ここまで(無理矢理?)特撮ネタを引っ張った人は少ないだろう。ふふふ、ははは。


 落語絡みの検索キーワードで不幸にもこの記事にたどり着いた方、ごめんなさい。私は落語ファン歴はわずか半年だが、特撮(ウルトラ)ファンは45年もやっているので…。
 ウルトラ絡みのキーワードで不幸にもこの記事にたどり着いた方も、ごめんなさい。一応、ここは落語のブログとして立ち上げているので…。

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 それにしても、落語が好きな人(一応、私もその末席に加えてもらえるかな…)にとっては、豪華共演映画である。

 この映画に関しては、『落語物語』のオフォシャルサイトの他に…

落語協会のインターネット落語会でのPR
・同じくインターネット落語会による、舞台挨拶の模様
・BS11『柳家喬太郎の粋ダネ!』で林家しん平監督がゲストに出た回(3/19、3/26放映)
・2010年12月17日の鈴本演芸場でのしん平師匠の高座(映画のノベライズで苦労しているという雑談)
・雑誌『東京かわら版』

 …これらを参考にした。


 何と言っても秀逸だったのが春木真人=今戸家小春(柳家わさび)のキャスティングでしょう。
 ご本人は二ツ目なのだが、入りたての前座かと思われるような“貫禄の無さ”からしん平監督が大抜擢したそうな。
 わさびさんの役の重さについてのしん平監督の呼称は、「主役級」→「主要キャスト」→「超エキストラ」と、どんどん下がっていったらしい。
 3月3日の浅草演芸ホール(夜の部)でご本人の高座(『強情灸』だった!)を見たが、ホントに醸し出す雰囲気が“今戸家小春”そのもので…羽織が似合わないこと(笑)
 涙を流すシーンはなかなか涙が出ずに大変だったようで、何テイクも撮った後にスタッフに涙を流しながら謝っていたらしい。

 
 隅田川馬石師匠も、ストイックというか芸に厳しい噺家・山海亭心酒の役を好演。2月1日の池袋演芸場(昼の部)で、この人の『金明竹』を見たっけ。真面目なイメージは役と重なる部分が多いが、印象としてはソフトな方だった。劇中では神経質で自分にも他人にも厳しい噺家を演じている。
 映画に出て来るエピソードの多くは、しん平監督の実体験や見聞きした“事実”に基づいているとのことだが、心酒のエピソードは一応フィクション。もっともモデルとなった噺家さんはいたようである。


 春風亭ぽっぽさんが鶴家丸千代役で頑張っていた。「テレビのキャスターなどで任期が出た二ツ目で、不倫をしている」という役。
 どうも、しん平監督は登場する女性の噺家に対して役を演じさせることによるセクハラ(笑)を炸裂させているようなところがあって、ぽっぽさんにはビンタを喰らったりとか(シャツを着たまんま)ブラを外すといったシーンを与えている。


 この、山海亭心酒と鶴家丸千代のエピソードは、深く描こうと思えばそれで1本の映画になりそうな内容である。それをごちゃごちゃ説明せずにサラッと流しちゃうのが「映画的」ではなく「落語的」な感じを受ける原因かもしれない。

 
 主立ったエピソードでの主要キャラを演じた噺家さんは、上記の3人。
 他の方々は、個性的な脇役や“落語の世界の雰囲気”を醸し出す役割を担っている。

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